より早く、より高い精度の処理を求める業務のグリッドソリューションについて、移動体通信(携帯電話)の基地局の設計・開発部門での活用例を紹介します。
アプリケーション利用者側からの視点
管理者側からの視点
製造業における設計・開発業務にグリッドソリューションを適用することで、設計・開発期間および管理工数の大幅な短縮を実現できます。
以下の数値は、もともと複数台のコンピュータを使用してシミュレーション計算を行なっていた業務に、グリッドソリューションを適用し、利用するコンピュータ群を柔軟に追加/変更して活用し、さらなる処理時間の短縮と管理工数の削減を行った事例の効果を示しています。
製造業のほかにも、金融系や文教系などへもグリッドソリューションを適用できます。
例えば金融業界では、コンピューティングパワーを使って、リスク評価の計算の高速化や保険金支払い情報の精緻な分析のためにグリッドを活用できます。
シミュレーションやデータ解析など大量の計算処理を必要とする業務は、設計部門だけでなく、開発、評価、テストなど、さまざまな部門で必要になります。
これらの業務では大量の計算資源を必要とするため、高性能のコンピュータを用いることが求められますが、各業務専用に高性能のコンピュータを用意するにはコストがかかります。
このような場合に、複数コンピュータに処理を分散し、多くのコンピュータパワーを用いる方法が有効です。しかし、分散した処理結果の管理や、分散したコンピュータの管理には非常に手間がかかります。
このような業務に、複数コンピュータでの分散処理と管理、Systemwalker Operation Manager による Systemwalker CyberGRIP で処理する業務のスケジューリング実行などのグリッドソリューションを適用することにより、精度の高い設計と製品開発トータルのスピードアップを実現できます。
また、管理者の要件に対しても、複数業務での共有によるコンピュータの有効活用、各コンピュータの稼働率向上が実現でき、Systemwalker CyberGRIP で利用するコンピュータの組込みや切り離しは、Systemwalker Resource Coordinator で管理できます。
さらに、Systemwalker Quality Coordinator で Systemwalker CyberGRIP が動作するコンピュータの使用状況の監視を実現します。
これにより、管理の手間を軽減し、戦略的なIT資源の統合運用を促進できます。

| コンピューティング グリッド |
Systemwalker CyberGRIP | 計算処理の分散実行、複数業務でのコンピュータ群の有効活用、コンピューティンググリッドの実現 | 紹介資料 |
|---|---|---|---|
| スケジューリング | Systemwalker Operation Manager | Systemwalker CyberGRIP で処理する業務をスケジュールジョブとして登録することで自動運転が可能、夜間などを指定して計画的なコンピュータの有効活用を実現 | 紹介資料 |
| リソース管理 | Systemwalker Resource Coordinator | Systemwalker CyberGRIP で利用するコンピュータ(計算サーバ)のシステムイメージを作成しておくことで、計算サーバの追加 / 削除をワンタッチで実現 | 紹介資料 |
| サービス管理 | Systemwalker Service Quality Coordinator | Systemwalker CyberGRIP が動作するコンピュータ(Gridポータルサーバ)の使用状態を可視化し、負荷状況をレポーティング | 紹介資料 |