Systemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携 よくあるご質問(FAQ)
コンセプト/位置付け
Q
Systemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携で何ができますか?
A
Oracle社のE-Business Suite(以降EBSと略す)で構築されたERP業務(バッチ業務)をSystemwalker Operation Managerで自動運転するためのアダプター的な製品であり、EBS上のバッチ業務(コンカレントプログラム)の自動起動/監視/操作が可能です。
Q
Systemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携の特長は何ですか?
A
- Systemwalker Operation Managerのオプション製品であり、Systemwalker Operation Managerのすべてのスケジュール機能を利用したEBS上バッチ業務自動化が可能です。
- EBS上のバッチ業務(コンカレントプログラム)の実行ログを取得し、Systemwalker Operation Managerの監視画面で参照できるので、業務が異常終了した際は簡単にログを確認する事ができます。
- Oracle E-Business Suite内の業務(コンカレントプログラム)が何らかの原因で起動できない状態(無効状態)に陥った場合、管理者にその旨通報する機能を備えているため、業務異常や業務遅延の影響を極力少なくすることができます。
Q
Systemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携の前提製品は何ですか?
A
Systemwalker Operation Managerが前提製品となります。
機能
Q
Oracle E-Business Suiteが、アプリケーションサーバ、データベースサーバに分かれたシステム構成の場合、Systemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携は、どちらに導入するのでしょうか?
A
Oracle E-Business Suiteの構成として、以下の5種類の組み合わせとなります。
- データベースサーバ
- フォームズサーバ
- アドミニストレーションサーバ
- コンカレントプロセシングサーバ
- ウェブサーバ
上記のうち、「コンカレントプロセッシングサーバ」が導入されているサーバにSystemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携を導入してください。
また、「コンカレントプロセッシングサーバ」がアプリケーションサーバおよびデータベースサーバの両方に存在する場合には、両サーバへ導入してください。
Q
Systemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携で自動起動できないコンカレントプログラムはありますか?
A
ありません。
Systemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携では、すべてのコンカレントプログラムを対象に自動起動する事が可能です。
Q
自動起動したコンカレントプログラムの終了ステータスは管理できますか?
A
管理できます。
自動起動したコンカレントプログラムの実行を監視し、実行が終了すると完了ステータスと実行ログを取得します。
これらの情報は、Systemwalker Operation Managerで管理することが可能であり、完了ステータスによる条件分岐や、リカバリージョブ定義などが実現できます。
Q
自動運転中にOracle社のE-Business Suiteのコンカレントマネージャーが停止してしまった場合、どうなりますか?
A
Systemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携では、コンカレントマネージャーの状態監視もしております。
自動起動したコンカレントプログラムの実行を監視し、実行が終了すると完了ステータスと実行ログを取得します。
よって、何らかの理由で停止した場合、その旨を運用管理者へ通報(システムログへメッセージ出力)します。
また、コンカレントマネージャーを再起動するなどの復旧後は、自動的にコンカレントプログラムの監視を継続します。
Q
Systemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携では、コンカレント要求を行っていますが、単一要求と要求セットの発行は可能でしょうか?
A
単一要求のみ発行可能です。
要求セットのように要求の実行をフロー制御する場合は、要求セットをSystemwalker Operation Managerのジョブネットに位置づけてジョブフローを定義することで解決する事ができます。
また、要求セットにおいて実効順序の設定を行っている場合には、同じ実行順序となるようにジョブネットをSystemwalker Operation Manager上に作成していただく必要があります。
Q
コンカレントプログラムへ動的にパラメタを受け渡すことは可能でしょうか?
A
可能です。
Systemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携では、ジョブ制御ファイルに記述された情報に従ってコンカレントプログラムの起動を行います。
従って、Systemwalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携のモジュールによるジョブ起動以前に、ジョブ制御ファイルを更新することで任意のパラメタを受け渡すことが可能となります。
Q
ジョブ制御ファイルはどのような単位で作成するものでしょうか?
A
基本的にはジョブ単位に作成しますが、複数のジョブにおいてジョブ制御ファイルを共有することも可能です。
Q
同一の業務(ジョブネット)を複数実行する場合、実行する分のジョブネットおよびジョブ制御ファイルをそれぞれ作成する必要があるのでしょうか?
A
運用要件にもよります。
例えば、同一の業務を異なるパラメタで同時に起動するような要件の場合は、実行する分のジョブネット定義、およびジョブ制御ファイルの作成が必要となります。
また、同一の業務を複数起動する要件ではあるが、同時に実行する必要がない場合やジョブごとにパラメタを動的に変更する必要がない場合(例えば、日付パラメタを当日業務開始 前に変更するのみで、ジョブごとにパラメタの変更の必要がない場合など)などは、ジョブ制御ファイルは1つ作成し、それを複数のジョブで共有することが可能です。
Q
先行ジョブとして実行されたコンカレントプログラムの要求IDを後続のジョブで知ることは可能ですか?
A
可能です。
コンカレントプログラムを起動するジョブ定義において、標準出力ファイルとして任意のパス/ファイル名を定義します。
この定義されたファイルに起動したコンカレントプログラムの要求IDやログが出力されます。後続のジョブにおいて、当該ファイルを参照することで先行ジョブの要求IDを取得することが可能です。
Q
複数のジョブが同じ標準出力ファイル名を定義した場合、どのような動作となりますか?
A
追加書込みではなく、上書きとなります。
同時に複数のジョブが動作する場合は、ジョブごとに標準出力ファイルを分けていただく必要があります。
Q
先行ジョブの標準出力ファイルを参照する後続のジョブ(シェルスクリプト)は、先行ジョブごとの標準出力ファイル名を意識することになるため、ジョブごとにシェルスクリプトを作成する必要がありますか?
A
作成する必要はありません。
後続ジョブ(シェルスクリプト)における先行ジョブの標準出力ファイル名の扱いとして、シェルスクリプト内に固定のファイル名を記述せずに、パラメタとして受け取るシェルスクリプトとし、ジョブネットのジョブ定義としてパラメタに先行ジョブの標準出力ファイル名を 指定することでシェルスクリプトの共通化が図れます。
また、A支店用のジョブネットをB支店に複写する場合などは、以下の手順で処理する事で標準出力ファイル名をB支店用に変換して複写することが可能です。
- A支店用ジョブネット定義情報をコマンドで移出(jobschprintコマンド)
- ジョブネット定義情報内の標準出力ファイル名やエディタやスクリプトで一括変換
- B支店用ジョブネットとしてコマンド移入(jobschsenterコマンド)
