富士通

Systemwalker 特集
ブロードバンドインターネット時代のミドルウェア特集
トヨタ自動車株式会社様 3

ユーザー事例、トヨタ自動車株式会社様

表示レスポンス監視の絶大な効果、ログ解析も様々な切り口で活用

佐々木 英彦 氏
トヨタ自動車株式会社
e-TOYOTA部
企画・総括室 担当員

TIDへのアクセス件数はこの2年間にほぼ2倍になった。多くの一般利用者にアクセスされるWebサイトだけに、表示レスポンスなど利用者の感じるサービスレベルには細心の注意が必要になる。

TIDでは、「Systemwalker WebMGR Browser Agent」を活用してWebページの表示レスポンスを監視している。「データセンターの外側に計測用端末を置いて、3分間隔でレスポンス時間を自動的に測定しています。GAZOOでは同じ仕組みを内製するのにかなり苦労したのですが、今回はあっという間にできました」(堂原氏)。

構築時の基準は「95%以上の確率で、4秒以内のレスポンスを維持する」というものだった。TIDのシステムはこれを大きくクリアしているが、もし何らかの異常が検知されれば、すぐに管理者にアラームで知らされる仕組みだ。TIDのシステムだけでなく、ネットワーク全体をSystemwalkerが監視する体制がとられている。

Systemwalkerの導入効果には、様々な側面がある。

コンテンツ作成部署ではイントラネットから、見たい時に必要な情報を入手できるようになった。以前は日次や週次ベースでログ解析結果をレポートにまとめて紙で配付していた。また、コンテンツ作成部署からの特別な要求で、解析資料を外部発注して作成することもあったが、そうしたコストも発生しなくなった。

e-TOYOTA部 企画・総括室 担当員の佐々木英彦氏は、「自分達が作ったコンテンツがどのように見られているのか、全部署とも大きな関心があります。ですから、TIDの管理者である私達に細かい情報を聞いてくるのです。以前は、その度にアクセスログ情報を加工しなければならず、とても手間がかかっていました。Systemwalker WebMGRはほぼ要求どおりの機能を備えており、私達としても非常に助かりましたし、コンテンツ作成部署にも好評です」と語る。

TIDには1日に200万アクセスが集まるが、Systemwalker WebMGR導入によって翌朝までには様々な切り口でログ解析情報を参照できる。


部分最適だったサイトを再構築し全体最適を追求

今後、TIDはどのように進化していくのだろうか。茶谷氏は、「これまでは各部署が一番良いと思う方法で、それぞれサイトを構築してきました。部分最適の集合体として、TIDがあったわけです。これまでは重複もありましたが、それを改善して全体最適を目指します」と説明する。

全体最適は同社が創業以来ジャスト・イン・タイムの発想を受けて作り上げてきたトヨタ生産方式の核心であり、いわばトヨタのDNAである。TIDがいま茶谷氏の考える理想形を獲得するのは、そう遠い将来ではないだろう。

e-TOYOTA部の厳しい要求に鍛えられて、Systemwalkerもまた進化していく。

トヨタ自動車株式会社様 会社概要

本社 愛知県豊田市トヨタ町1
設立 1937(昭和12)年8月
資本金 3,970億円(2002年3月末現在)
従業員数 6万6,820名(2002年3月末現在)
連結売上高 15兆1,063億円(2001年度)
事業概要

自動車生産で国内トップ、世界3位。年間生産台数は600万台に迫る。2002年3月期決算では、日本企業で初めて1兆円台の連結経常利益を達成した。

URL http://www.toyota.co.jp/

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