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異種OSのサーバ200台を一元管理
運用監視を効率化し、TCO削減、安定稼働を実現

~統合運用管理「Systemwalker Centric Manager」~

全国農業協同組合連合会(JA全農)様 導入事例


JA(農協:農業協同組合)は、一般の消費者にとってなじみのあるブランドだ。その事業は多岐にわたっている。組合農家の生産物(農産物)の「販売事業」と、農業生産に必要な資材(肥料、機械など)や生活必需品の「購買事業」を合わせた「経済事業」をはじめとして、金融関係の「信用事業」や「共済事業」などを展開している。

[ 2007年9月掲載 ]

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農産物の生産者と消費者をつなぐ 経済事業を展開するJA全農

鈴木 俊博
全国農業協同組合連合会(JA全農)IT推進部 管理・技術グループ グループリーダー

このうち経済事業に関して、全国的に支援する団体が、全国農業協同組合連合会(JA全農)だ。「もともと全国の地域ごとに農協組織が存在し、農家、農協、県組織、全国組織と、4段階の構成になっていました。私たちは、無駄なコストを削減して組合員に還元することを目指し、組織の一体化、地域差の解消による業務の合理化を図ってきています」と、JA全農IT推進部管理・技術グループのグループリーダー 鈴木俊博氏は説明する。

組織統合にあわせてシステムも統合 運用管理にはSystemwalkerを

初野 健一
株式会社全農ビジネスサポート 情報サービス事業本部 運用管理部 部長

組織統合にあわせ、各都府県で構築していた各種システムも統合していく。2004年4月には、統一した新会計システムが稼働。さらに、外資系ベンダーの大型メインフレームを核とした事務集中センターを構築し、これをインフラに2006年に米や大豆など各種農産物の販売システムが完成し、2007年1月にかけて順次本稼働する。また、2007年1月には購買システムが一斉に本稼働となった。

「システムを統合していく過程で一貫して活躍してきたのが、富士通の統合運用管理ソフトウェア Systemwalker Centric Managerです」と、鈴木氏は強調する。Systemwalkerの採用は、2001年2月からであり、「このときに打ち立てた運用ポリシーが『集中監視による効率化』です。集中した監視により、安定稼働を効率的に実現しようとしました」と、全農ビジネスサポート情報サービス事業本部運用管理部部長の初野健一氏は語る。

従来のままの運用では、業務の重複や、それに伴う無駄な運用コストが発生し、トラブル対応も煩雑になる。そこで、監視を集中化することで、効率化やコスト削減はもちろん、安定稼働も実現しようとしたのである。


システム構成図

全国農業協同組合連合会(JA全農)システム構成図 クリックすると拡大します

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マルチベンダー環境を集中監視できるオープン性で運用ポリシーを実現

横田 浩行
株式会社全農ビジネスサポート 情報サービス事業本部 運用管理部 企画グループ グループリーダー

相田 修一
株式会社全農ビジネスサポート 情報サービス事業本部 運用管理部 企画グループ
 

全国本部側での遠隔地統合サーバの運用は、初の試みだった。「課題は、それぞれの組織が構築してきた異種プラットフォームの集中監視でしたので、監視ツールには、マルチベンダー環境を統合管理できるオープン性が必須条件でした」と、同社、情報サービス事業本部運用管理部企画グループのグループリーダーである横田浩行氏は振り返る。

既存システムばかりではない。今後構築する統合システムもマルチベンダー体制となる。ここで注目されたのが、Systemwalkerの優れたオープン性。JA全農の運用ポリシーを、様々なプラットフォームの混在環境で実現する能力を、Systemwalkerは持っていたのである。

「2004年4月に稼働した新会計システム構築時も、運用監視ツールについては再検討しました。競合各社からの提案を受けましたが、これまでの実績、メーカー(富士通、富士通特機システム)の手厚いサポートおよび、費用対効果を検証した結果、富士通のSystemwalker以外にはないという判断に至りました」と、同情報サービス事業本部運用管理部企画グループの相田修一氏は断言する。

Systemwalkerによる運用効率化と安定稼働に高い評価

Systemwalkerは会計や販売・購買システムの本部サーバはもちろん、新たに構築された各種オープン系サーバやシステムの監視も行う。例えば、サーバ台数は200台、そのOSは、IBMのz/OS、AIXをはじめ、WindowsNT、Windows 2000、Windows 2003、Linux、Solaris、HP-UXと多岐にわたる。主な監視は、死活監視、メッセージ監視(z/OSのコンソールメッセージをリアルタイムで監視し、統合監視サーバへ通知)などに及ぶ。

運用監視を集中化することで、各組織で重複していた管理業務を削減し、運用コストも大幅に削減できた。

またSystemwalkerは、マルチベンダー環境においてもトラブルへの即時対応を実現しており、システムの安定稼働に大きく貢献している。

実際にSystemwalkerが大きな役割を果たした例として相田氏は「電源障害で他社製サーバがダウンする事態がありました。サーバの提供ベンダーは機器を監視していましたが、電源障害でしたからエラー転送もできません。しかし、Systemwalkerによるリアルタイム監視により、担当者に速やかに連絡ができ、システムダウンの影響を最小限に抑えることができました」と語る。また、バッチ処理の遅延監視も行っており、運用パッケージと連動させ、特定バッチ処理の遅れを検知することで、結果的に取引先への伝達遅れを未然に防ぐことが可能になった。「もはや、Systemwalkerなしにはシステム運用が成り立たなくなってきているといっても過言ではないと思います」(横田氏)と、高い評価を得ている。

一連のシステム統合は一段落したが、これで終了ではない。「残っているシステムも順次、集中化していかなければなりません。その運用ポリシーとして集中監視/安定稼働を実現することは、事業のサービス向上につながっていくと考えます」と、鈴木氏は今後を語る。その目標に、今後のSystemwalkerには一層の期待が寄せられる。

(注)本文中に記載の社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

【全国農業協同組合連合会(JA全農)様 概要】

本部 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-8-3 JAビル
設立 1972(昭和47)年3月30日
出資金 1,157億5,180万円 (平成19年3月31日現在)
職員数 10,972名 (平成19年3月1日現在)
事業概要 「会員が協同して事業の振興を図り、その構成員である組合員の農業の生産能率を上げ、経済状態を改善し、社会的地位を高めるのに寄与すること」を目的として、「生産資材事業」「生活関連事業」「米穀事業」「園芸農産事業」「畜産・酪農事業」を行っている。
全国農業協同組合連合会(JA全農)
ホームページ 全国農業協同組合連合会(JA全農)ホームページ

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