サーバ500台・クライアント1万台を駆使して、攻めの営業を展開
大規模システムの安定稼働を一元管理で支えるSystemwalker

http://www.orico.co.jp/
株式会社オリエントコーポレーション様 導入事例
株式会社オリエントコーポレーションでは、「攻めの営業」を展開すべく、新しい基幹システムを次々に構築している。これらをローコストで集中管理するため、富士通の統合運用管理ソフトウェア「Systemwalker」を導入。全国200拠点・500台のサーバと1万台のクライアントPCの稼働監視にSystemwalker CentricMGRを活用している。金融業界ならではの高可用性の要求へ確実に応えるオープンシステム運用を実現した。
[ 2003年7月掲載 ]
関連製品
- Systemwalker Centric Manager
- Systemwalker Operation Manager
- Systemwalker IT Asset Manager
- Systemwalker IT Budget Manager
- Systemwalker PerfMGR(後継製品は、Systemwalker Service Quality Coordinator)
営業力強化を目指し新・基幹システムが次々にスタート

宮澤 正芳氏
株式会社オリエントコーポレーション 事務システム本部システム企画部副部長

河村 勝正氏
グローバルフォーカス株式会社 執行役員運用事業部長
2003年4月、株式会社オリエントコーポレーション(以下、オリコ)は、経営計画「NEXT50」をスタートさせた。「攻めの営業」を展開し、創業50周年となる2004年度までに、次の50年に向けて飛躍する基盤を作り上げるのが目的である。
NEXT50では、4つの経営目標の筆頭に、「営業力強化」を掲げている。「オリコは、自動車購入を目的とする『オートローン』で、わが国トップシェアを誇る金融会社です。『NEXT50』では、専門会社を設立してこの分野をさらに強化したうえで、オリコ独自のサービスとして、自由な返済ができるリボルビングカード『UPtyカード』をスタートさせました」と、オリエントコーポレーション 事務システム本部 システム企画部 副部長 宮澤正芳氏は語る。
営業力強化を支えるために、メインフレーム中心だった基幹系システムは、オープン系へのシフトが急ピッチで進んでいる。
音声自動応答システムを取り入れたカスタマーセンターシステムは、2001年4月に完成した。全国4ヵ所のコールセンターを1ヵ所に集約し、大幅なコスト削減を実現している。そして、コア事業であるオートローンを支えるのが、クレジットセンターシステムである。クレジットの受付/審査業務を切り出して、2002年8月、オープンシステム上でワークフローを取り入れた新システムを構築。業務効率向上を図った。回収面においても、業務を集約。2002年10月、新回収センターシステムを構築して、顧客対処の標準化とコミュニケータの質の向上を実現した。両システムとも試行店にて十分な試行期間を経て、運用・管理に不安を残さないかたちで慎重に全国展開される予定だ。いずれも、メインフレーム上の既存アプリケーションと密接に協調している。
一方、全く新しいビジネスモデルである「UPtyカード」を支えるニューリボルビングカードシステム(NRシステム)は、UNIXサーバ上で新規に構築し、必要に応じてメインフレームとデータ連携する形式にした。アーキテクチャの異なる複数のオープンシステムを安定稼働させ、一括して集中管理するために選んだのが、富士通の統合運用管理ソフトウェア「Systemwalker」である。
システムのライフサイクル全体を支える統合ソリューションを評価
オリコのシステムは、約500台のサーバと、約1万台のクライアントPCで構成されている。全国200拠点に展開するこのシステム全体を1ヵ所で集中管理するため、Systemwalkerの運用管理サーバの最上位に、全体監視サーバを設置した。
「一元管理は、大きなメリットを生み出します」と宮澤氏は強調する。まず、監視要員の常駐が1ヵ所で済むため、TCOを削減できる。また、各種要素を一元管理しているからこそ、可用性が向上する。さらには、資産管理を含め大局的に状況を把握できるため、今後のIT戦略をより効果的に企画し、実行できる。
システムの運用管理は、グローバルフォーカス株式会社にアウトソーシングしている。同社は、4年前、カードやクレジットビジネスをターゲットとしたIT会社として、オリエントコーポレーションなど7社の出資で設立された。
「信頼性が強く求められるクレジット事業に特化した当社だからこそ、開発フェーズから参画して、サービス要件の細部までをきちんと把握したうえで、運用管理を行ってきました」と、グローバルフォーカス 執行役員 運用事業部長 河村勝正氏は胸を張る。
運用管理システムとしてSystemwalkerを選んだのは、極めて大規模なシステムでも一元管理できる「統合ソリューション」であるため、管理工数の削減と高可用性の維持を両立させることができるからだ。
まず、Systemwalker OperationMGRでバッチジョブを自動化し、Systemwalker CentricMGRでサーバからクライアントまで稼働監視でき、クライアントへのプログラム配付までできる。Systemwalker PerfMGRでは、サーバのパフォーマンスやキャパシティのリアルタイム監視を実現。これらすべての動きを、Systemwalker CentricMGRから一元管理できる。さらに、Systemwalker IT AssetMGR、Systemwalker IT BudgetMGRにより、利用状況を把握。IT資産の実体からTCOの最適化を含め、ITインフラへの各種リスク対策を実施している。
大規模システムの可用性維持にも、統合ソフトウェアならではの強みを発揮できる。現在、Systemwalker CentricMGRは、200拠点に分散している約500台のサイトサーバと、合計約1万台のクライアントPCの稼働を監視している。「大規模システムには大規模特有の問題が発生します。大規模システムの実績豊富なソフトウェアでないと、安心して使えません」(河村氏)。
しかも、この統合ソリューションは、富士通のトータルサポートによって裏打ちされている。システム構築時には、きめ細かいカスタマイズでオリコの要求に応え、運用開始後も、最新の情報提供と不断の機能アップを継続している。たとえば、金融業ならではの強い要望に応えて、待機系サーバまで常時監視する機能をSystemwalker CentricMGRに追加した。
「オープンシステムといえども、基幹システムのライクサイクルは長いのです。富士通のサポートに対する姿勢は、ミッションクリティカルな基幹システムを支えるパートナーとして信頼できます」と宮澤氏は期待する。
オリコでは、今後もさらなる可用性向上を目指して、Systemwalkerを活用していく。その一つが、障害自動管理システムである。障害発生を知らせるメッセージをSystemwalkerから抽出し、定型の障害処理票を自動生成して、最適な担当者へ電子メール配信する。Systemwalkerはオープンアーキテクチャをベースにしているため、他社のミドルウェアとの連携にも柔軟に対応できる。
「運用管理システムの目的は、監視ではなく、リカバリです。次の目標は、障害が起きても自動的に修復できる自律的システムであり、富士通の先進技術開発に期待しています」と宮澤氏は語る。
創業50年を境に、金融サービス業の新しいビジネスモデルを模索するオリコのチャレンジを、柔軟性の高いSystemwalkerと富士通のサポート力が一体となって、強固に支えていく。
図 オリコの全国展開を支える運用管理システム

【株式会社オリエントコーポレーション様 会社概要】
| 本社 | 東京都千代田区麹町5-2-1 |
|---|---|
| 創業 | 昭和29年(1954年) |
| 資本金 | 1,230億2,266万円(2002年8月2日現在) |
| 従業員数 | 4,586名(2003年3月末日現在) |
| 売上高 | 2,908億1,300万円(2003年3月期) |
| 事業概要 | 主な事業は、カード事業、オートローンやショッピングクレジットなどの個品事業、個人融資や銀行保障などの融資事業。155万人の顧客を有するオートローンは業界トップ(2003年3月末現在)。カード会員数は1000万人を突破している。 |
| ホームページ | 株式会社オリエントコーポレーション ホームページ |
【関連製品】
- Systemwalker Centric Manager
- Systemwalker Operation Manager
- Systemwalker IT Asset Manager
- Systemwalker IT Budget Manager
- Systemwalker PerfMGR(後継製品は、Systemwalker Service Quality Coordinator)
【導入事例(PDF版)】
- PDF導入事例 株式会社オリエントコーポレーション様 (355KB / A4・2ページ)
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