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基幹ホストの帳票データを「SystemWalker/ListWORKS」で有効活用。出力業務の大幅なスピードアップも実現

西川産業株式会社様 導入事例


寝具・寝装品メーカー大手の西川産業(株)では、基幹ホストで運用してきた帳票業務を富士通の「HOSTPRINT」と「LISTVIEW」に移行し、業務を大幅に効率化した上で、さらなる運用管理負担の低減と業務効率の向上を目指し、従来のシステムを「SystemWalker/ListWORKS」に統合。帳票業務の一元的な運用環境とペーパーレス化、データの有効活用を実現している。


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ITを積極的に活用し新たなビジネス環境を実現

岡田 誠
西川産業株式会社 情報システム室 室長

創業435年という伝統を誇る西川産業。寝具・寝装品のリーディングカンパニーとして、多くの人に親しまれている。

「介護用品など高齢化社会やエコロジー関連の新しい事業も展開しています」と情報システム室室長岡田誠氏は力強く語る。単品商品だけを扱う企業が多い中、同社では幅広いジャンルにわたる商品ラインアップを提供。岡田氏は「この総合力が大きな強みだと考えています」と語る。近江で商いを起こし、萌黄色の蚊帳を開発し、大きく発展。江戸時代には幕府御用達で弓の専売を行ったこともある。また、畳表なども扱い、意外なことに寝具は明治末期の頃からである。いわば時代の変化に敏感に反応してビジネスを展開してきたわけで、この柔軟さが長い歴史を積み重ねてこられた秘訣と言える。

もちろん、IT化に対する取り組みも積極的に進めている。社内業務の効率化だけでなく、チェーン店支援プロジェクトなどにもITを活用。岡田氏は「システムを活用することで、よりビジネスを拡大できる環境を作り上げたいですね」と抱負を語る。

帳票出力業務の効率化が課題に

比留間 剛
西川産業株式会社 情報システム室

西川産業では30年以上にわたって、富士通のホストコンピュータを基幹業務に活用してきた。様々なアプリケーションを構築して業務に活用しているが、その中には必要なデータをホストから出力できるアプリケーションも含まれていた。

しかし、情報システムのオープン化が進む中で、より柔軟な情報活用を行いたいとのニーズが強まってきた。必要なデータをその都度基幹ホストから出力するのではなく、サーバから即時に利用できるような仕組みが求められたのだ。

「単にデータを出力するだけならホストでも良いのですが、問題は遠隔地の拠点で利用する場合です。従来は月末に出力された帳票を手作業で仕分けし、各拠点に送っていました。これではタイムリーなデータ活用は実現できません」と岡田氏は語る。

そこで1998年に導入されたのが、拠点でのホスト帳票出力を担当する「HOSTPRINT」と電子帳票アプリケーション「LISTVIEW」である。情報システム室 比留間 剛氏は「従来は定期出力・臨時出力を含めて、かなりの帳票を本社のラインプリンタで出力し、各部門に送っていました。その負担が、HOSTPRINTとLISTVIEWによって大幅に軽減されました」と導入の効果を説明する。

これまで出力されていた帳票の中には、業務で確認したい事項が発生した時のために用意されていたものもあった。確認作業が必要なければ、もちろんこれらの帳票は不要。つまり業務を円滑に進めるために、無駄になるかもしれない帳票をあえて出力しなくてはならなかったのだ。

データを画面上で確認することができれば、こうした帳票を出力しておく必要はなくなる。HOSTPRINTとLISTVIEWの導入によって、本社での出力枚数は大幅に低減。エンドユーザーコンピューティングの支援とオフィスのペーパーレス化が推進できたのである。

運用管理の一元化を「SystemWalker/ListWORKS」で実現

上記の構成による運用を続けていたところ、新たな課題が発生したのである。「拠点のクライアントPC入れ換えに伴って、クライアント/サーバ構成やネットワークの見直しを実施した結果、従来は拠点に設置されていたHOSTPRINTサーバを本社に集中させることにしました」(比留間氏)。ところが新しいLAN-WAN-LAN環境でテストしたところ、予期したパフォーマンスを発揮できないことがわかった。「このままではユーザーに迷惑がかかってしまいますので、解決方法を考えなくてはなりませんでした」と比留間氏は語る。

そこで、導入を検討したのが「System-Walker/ListWORKS」である。転送データ容量が少ないSystemWalker/ListWORKSなら、新しい環境でもパフォーマンスを落さずに出力業務を行うことができる。しかも、既存の環境にほとんど手を加えずに導入できるというメリットもある。

「しかも、SystemWalker/ListWORKSを利用することで、HOSTPRINTで運用していた出力業務とListViewで運用していた電子帳票業務を一つに統合でき、運用管理負担を大幅に減らすことができました」と比留間氏は説明する。

導入メリットはユーザー側にも及んでいる。従来はHOSTPRINTサーバとLISTVI E W サーバが別々に構築されていたため、ユーザーが自らシステムを区別して利用する必要があった。両機能を備えたSystemWalker/ListWORKSならば、こうした問題も解消できる。運用管理の効率化だけでなく、ユーザーの利便性向上も同時に実現できたのである。

「LISTVIEWサーバはUNIXで構築されていましたが、これをSystemWalker/ListWORKSに統合したことで、システム環境をすべてWindowsNTに統一できました。運用管理の効率化を図る上では、これも大きなメリットとなっています」と岡田氏も満足げに語る。

図 SystemWalker/ListWORKS導入によって帳票出力業務をスピードアップ

ホストに蓄積されたデータを自在に活用

SystemWalker/ListWORKSの導入により、データ活用の幅も大きく広がった。岡田氏は「ホストのデータは業務単位で分けられているため、『この表とこの表のデータを組み合わせて使いたい』といった要望に柔軟に対応できませんでした。その点、SystemWalker/ListWORKSなら、別々の表からのデータをExcelなどで加工するといったことが簡単にできます」と語る。

今後はCD-Rを利用して電子帳票保存法への対応を図る、2台あるサーバをクラスタリングして負荷分散を図る、システムのWeb化を行うといった計画も立てられている。

また同社では、SystemWalker/ListWORKS以外に、SystemWalker/CentricMGRも導入している。比留間氏は「インベントリ管理、資源配付、リモート操作の3つを実現するために導入しました。拠点には専任のサーバ管理者がいないため、クライアントへのプログラム配付が可能、あるいは障害の際にリモート対応ができる点は大きなメリットです」と説明する。このようにSystemWalkerファミリーは、業務の様々な側面で活用されている。

岡田氏は「富士通とパートナーである大興電子通信には、システムの導入時から的確なサポートを提供してもらっています。今後もシステムを進化させていくために、有効な提案をお願いしたいですね」と期待を語っている。

【西川産業株式会社様 会社概要】

創業 1566年
資本金 9億150万円
売上高 594億円(2001年1月期)
従業員 800名
事業概要 創業435年を誇る老舗企業。寝具・寝装品のトップメーカー。介護用品、介護機器の製造・卸売・小売や宝石・貴金属の卸売など、様々な新しい事業も展開。企業理念である「誠実・親切・共栄」をモットーに、新しい企業形態の創造に取り組んでいる。
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