サーバ300台・クライアント20,000台の超大規模環境をSystemWalkerで運用管理。
TCO削減に貢献

全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)様 導入事例
全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)では、共済事業業務の合理化を目指して新システム「Kinds '00」を構築した。全国に展開するJAの拠点で利用されるシステムだけに、サーバ数約300台、クライアント数約20,000台にも達する。これほどの超大規模システムを、人手だけで管理するのはほぼ不可能。そこで、富士通の「SystemWalker」ファミリ製品を全面的に採用し、効率的な運用管理環境を実現している。
関連製品
- Systemwalker Centric Manager
- Systemwalker Operation Manager
- Systemwalker PerfMGR(後継製品は、Systemwalker Service Quality Coordinator)
- Systemwalker CharsetMGR(後継製品は、Interstage Charset Manager)
- Systemwalker List-WORKS(後継製品は、Interstage List Works)
- Systemwalker PrintMGR(後継製品は、Interstage Print Manager)
- Systemwalker StorageMGR(後継製品は、Softek Storage Manager)
現場で業務を完結させ共済契約/支払をスピードアップ

中迫 真一氏
全国共済農業協同組合連合会 情報システム企画部 システム移行グループ 課長
生命共済、自動車共済をはじめとする、JAグループの共済事業を手がけるJA共済連。特に国内トップクラスの保有契約高を有するなど、意欲的に事業を展開している。顧客サービスの向上と業務改革にも積極的に取り組んでおり、2001年4月には新しいITインフラ「JA共済ネットシステム2000」(Kinds '00(カインズ '00))を稼働させた。
その背景についてJA共済連 情報システム企画部 システム移行グループ 課長 中迫真一氏は「Kinds '00の開発目的は、普及・窓口対応などのサービスは利用者に最も近いJAで応対・完結し、高度な専門性を要する一部の処理は、JAと共済連の業務上の情報連携を迅速化することにより、すばやいサービス提供を行うことです」と説明する。
Kinds '00は共済業務をシステムによって支援することで、利用者に迅速で正確なサービスを提供する環境を実現。また、業務スピードの迅速化により、利用者サービスの充実を図るとともにJA職員と共済連職員の専門的な業務を強力に支援し、事務の省力化をすすめることが可能となった。
超大規模システムをどう運用するかが大きな課題に
だが、こうした環境を構築するには、様々な課題があった。その一つが、システム規模の巨大さである。中迫氏は「本所、支所を含めたJAの拠点は、全国で約6,000ヵ所にも上ります。しかも、最終的に拠点展開するクライアント数は約20,000台。サーバだけでも約300台に達します。これほど大規模なシステムを一体どうやって運用管理するのかが大きな課題となりました」と説明する。
こうした課題を解決すべく選ばれたのが、富士通の「SystemWalker」ファミリ製品である。その理由について、中迫氏は「超大規模システムに対しても問題なく適用できる製品であること、我々の求める要件を十分に満たしていることなどを考慮して検討した結果、ニーズに最もマッチしていたのがSystemWalkerだったのです」と選定の基準を語る。
効率的な運用管理が行えるよう、構築にあたっては運用管理サーバ機能の3階層配置を行うなどの工夫も加えられた。統合運用管理機能は全国本部・厚木センターの「SystemWalker/CentricMGR」が受け持ち、統合監視、障害時のリモート操作、資源配付などを実施。さらに県本部のサーバでは県管下への運用管理/資源配付を行い、各地域のJA本所ではJA支所クライアントへの運用管理/資源配付を行うといった具合だ。業務用のサーバは全国本部・石岡センターに設置されているが、この管理も厚木センターからリモートで行えるようになっている。
Kinds '00システムにおけるSystemWalker適用イメージ

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SystemWalkerで運用を自動化し大幅な省力化を実現

永島 文紀氏
株式会社中央コンピュータシステム システム運用部

佐々木 貴康氏
株式会社中央コンピュータシステム システム運用部
JA共済連のシステム運用を手がける株式会社中央コンピュータシステム(C-COM)システム運用部 永島文紀氏は「旧システムでもクライアントにリモートメンテナンスを行う仕組みはありましたが、新システムではそれと比較にならないくらいクライアント台数が多いのです。当初は、資源配付が確実にできるか、多少の不安もあったのですが、システム稼働開始以来、大きなトラブルもなく動いています」と力強く語る。
もっとも、時にはアプリケーションの大幅な変更などで、100MB以上のプログラムを配付する必要に迫られる場合もある。こうした際にはネットワークに負荷がかからないよう、拠点に直接CD-ROMを送付している。この場合も単純にメディアを配るだけではなく、「SystemWalker/CentricMGR」の機能を用いて、ネットワークで送られる資源とCD-ROMの資源を順序性を保ちながらメンテナンスできるような仕組みが盛り込まれている。
C-COMシステム運用部 佐々木貴康氏も「オンライン業務が終了した後に夜間バッチが動くわけですが、こういったジョブ運用に関してもほぼ無人化することができました。ジョブの登録作業などを除けば、日常の業務運用にほとんど人手はかからないですね。ジョブの進捗状況が、ビジュアルで確認できるところも気に入っています」と満足げに語る。
「SystemWalker/OperationMGR」によるサーバの稼働管理についても、一工夫が加えられている。「大量のサーバがそれぞれ異なる環境、異なる動作をしたのでは、管理が非常に煩雑になる。そこでハードウェア・ソフトウェア構成の統一と電源オン/オフを含めた運用スケジュールなどの統一を行うことで、稼働管理の効率化を実現しました」と説明する中迫氏。いわば環境・動作のクローン化を行うことで、「台数を意識しないサーバ稼働管理」を実現したわけである。
バックアップ業務や帳票出力業務にも威力を発揮
JA共済連ではこれまでに挙げた以外にも、様々な業務にSystemWalkerシリーズとパートナー製品を活用。大容量データベースの集中バックアップには「System-Walker/StorageMGR」と「Tivoli StorageManager」 が、業務サーバのキャパシティ管理には「SystemWalker/Perf-MGR」が、文字コード変換には「System-Walker/CharsetMGR」が利用されている。
帳票出力業務についても、従来は県本部に設置された中型ホストコンピュータと日本語ラインプリンタで行っていたが、新システム構築に伴って「SystemWalker/PrintMGR」と「SystemWalker/List-WORKS」へと移行。各拠点のレーザープリンタを用いた分散出力環境を実現した。中迫氏は「基本的に少量で迅速性を要する帳票は県本部出力とし、大量の帳票は全国本部で出力し配送していますが、お客様への対応を考慮すると、帳票をどこで出力するかについては、見直しが必要な部分があり今後の課題と考えています」と語る。
全国有数の超大規模システムを確実に支えるSystemWalker。中迫氏は「Kinds'00が予定通り実現できたのは、JAおよびJA共済連が一体となって取り組んだ成果です。その中で私はシステム運用の開発を担当しましたが、大規模なクライアント/サーバシステムを稼働させるためにSystemWalkerは大変大きな役割を果たしたと思っています」と語った。
【全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)様 会社概要】
| 設立 | 昭和26年 |
|---|---|
| 事業規模 | 長期共済保有契約高389兆円、短期共済共済掛金4,498億円 |
| 職員数 | 約7,000名 |
| 電算センター | 茨城県石岡センター、大阪センター、厚木センター(開発拠点) |
| 業務概要 | JAにおける共済事業(生命共済、損害共済)。 |
| ホームページ | 全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)ホームページ |
【関連製品】
- Systemwalker Centric Manager
- Systemwalker Operation Manager
- Systemwalker PerfMGR(後継製品は、Systemwalker Service Quality Coordinator)
- Systemwalker CharsetMGR(後継製品は、Interstage Charset Manager)
- Systemwalker List-WORKS(後継製品は、Interstage List Works)
- Systemwalker PrintMGR(後継製品は、Interstage Print Manager)
- Systemwalker StorageMGR(後継製品は、Softek Storage Manager)
【導入事例(PDF版)】
- PDF導入事例 全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)様 (266KB / A4・2ページ)
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