セキュリティレベルの向上を目指して、
デスクトップ管理ソリューションを
「Systemwalker Desktop Patrol」へ移行
キヤノンシステムソリューションズ株式会社様 導入事例
キヤノンシステムソリューションズ株式会社様では、2001年から、「Systemwalker IT AssetMGR」と「Systemwalker IT BudgetMGR」を組み合わせて、資産管理を行ってきました。さらに2003年11月、「Systemwalker IT BudgetMGR」から「Systemwalker Desktop Patrol」へ移行して、リモートサービスを活用したセキュリティ強化に踏み切りました。「Systemwalker Desktop Patrol」の優れたリモートサービス機能に注目した同社は、今後、Systemwalkerのパートナーとして、「Systemwalker Desktop Patrol」のSI提案にも力を入れていく方針です。
[ 2004年1月掲載 ]
会社合併を契機にIT資産管理システムを構築

林 國之氏
キヤノンシステムソリューションズ株式会社 常務執行役員 企画本部長
2000年10月、住友金属システム開発、住友金属情報システム、住金制御エンジニアリング、住金ソフトウェアファクトリーの4社が合併して住友金属システムソリューションズが誕生しました。「スミソル」の愛称で親しまれてきた同社は、2003年1月、株主が住友金属工業からキヤノン販売へ変わったことから、社名を「キヤノンシステムソリューションズ」に変更。キヤノン販売グループにおいて、大規模システムインテグレーションのできるソリューション会社としての地位を確立しつつ、新たな歴史を刻んでいます。
キヤノンシステムソリューションズが資産管理の必要に迫られたのは、2000年10月、4社合併による会社設立のときにさかのぼります。
「4社それぞれが、異なる購買方針で、異なるベンダーやリース会社から、異なる機種のIT製品を購入していました。今後の購入計画を立てたり資産管理をするためにはまず、何があって何が使えるのか、現状を把握することから始めなければなりませんでした」と、キヤノンシステムソリューションズ株式会社 常務執行役員 企画本部長 林國之氏は説明します。
IT資産管理のシームレス連携ができるSystemwalker
2000年当時、資産管理ツールとして高く評価し、導入に踏み切ったのは、「Systemwalker IT AssetMGR」と「Systemwalker IT BudgetMGR」の組み合わせでした。
評価ポイントは2つ挙げられます。
第1に、機器管理と資産管理を連携させ、統合的な管理ができる唯一のソリューションでした。「Systemwalker ITAssetMGR」と「Systemwalker ITBudgetMGR」の連携により、ハードウェアのリース契約の明細照会から、ソフトウェアのライセンス管理まで、必要とする機能を網羅できたのです。
第2に、カスタマイズが容易でした。通常は、インベントリ収集をして構成管理を行い、その情報を資産管理に活かす企業が多いのですが、キヤノンシステムソリューションズの場合は、資産管理の仕組みを先に確立し、そこに構成管理の実情報をヒモづけして管理したいと考えていました。他のツールではこうしたカスタマイズに対応できません。
「日本で開発した国産製品は強いなと痛感しました。さまざまな機能追加要求に対応してくれただけでなく、いつの間にかそれが製品の標準仕様に組み込まれているのですから」と林氏はにこやかに話します。
キヤノンシステムソリューションズ様の資産管理システムイメージ図

IT資産管理情報をWeb経由で公開

寺尾 淳子氏
キヤノンシステムソリューションズ株式会社 企画本部 社内システムグループ 担当課長
キヤノンシステムソリューションズでは、資産管理システムを導入してすぐの2001年9月に、「ありもの調査」を実施しました。その結果、開発用パソコンやサーバおよび社内事務処理用パソコン、サーバの台数が社員数に対して数倍もあることがわかりました。社員のほとんどが開発者ですし、パートナー会社の方も多数開発に従事していますので、社員ひとりに一台とはいきません。その上顧客に納入したシステム環境を手元で構築し残しておかねばならないケースもあります。そうしたことを考慮しても、多すぎます。
同社では、日常業務の中に資産管理の仕組みを取り込み、定着させることによって、ゆるやかな台数整理を実現しました。その結果当初の3割に当たる台数を削減することができました。
「Systemwalker IT BudgetMGR」を使ったインベントリ収集は現在のところ年1回実施していますが、今後はセキュリティ管理強化に伴い年2回実施する予定です。
社内ネットワーク上のパソコンはオンラインでインベントリを収集し、携帯パソコンなどは一定の期間内に持ち主がインベントリ情報抽出プログラムで自動抽出し電子メールで送ってくる仕組みになっています。
重要なのは、「Systemwalker IT Budget MGR 」のAsset 連携機能で「Systemwalker IT AssetMGR」の資産管理情報にBudgetで収集した情報を付加した後、その情報をWeb経由で部門長や部門のパソコン管理担当者に公開しています。今後は社員全員にこの管理情報を公開し、パソコンの現品管理を社員ひとりひとりが実施する方向にもっていくとのことです。社員は、新規にパソコン機器の購入が必要になると、同じシステムで自分が保有する機器を参照することができる仕組みになっています。部門長も自部門で所有する機器一覧をWebで参照できるので、現在の状況を把握した上で機器の購入が承認できます。これらのシステムはJavaで作ったシステムと「Systemwalker IT AssetMGR」を連携させて実現しており、使用者や費用負担部門などの機器情報の変更についても、ワークフローで承認されると、自動的に資産管理システムの情報が更新される仕組みになっています。こうしたことを着実に実現してきたことが、管理部門の手間を省きつつ、IT機器の購入や廃棄に対する社員の意識改革にもつながっているのです。
「統計情報を分析したところ、ノートパソコンは購入せずに短期レンタルにした方が有利であることがわかりました。予算とのバランスをとりながら、常に最新の機器を利用できるようになったのです」と、キヤノンシステムソリューションズ株式会社 企画本部 社内システムグループ 担当課長 寺尾淳子氏は語ります。
「Systemwalker Desktop Patrol」へ移行してセキュリティを強化
2003年11月、キヤノンシステムソリューションズは「Systemwalker IT Budget MGR 」を「Systemwalker Desktop Patrol」へ移行しました。「Systemwalker Desktop Patrol」の強力なリモートサービスを利用して、セキュリティを強化します。
「いままでは、たとえワクチンソフトであっても、開発者のパソコンへ強制的にインストールするのは遠慮していました。しかし、ウイルスやワームなどの脅威が悪質化している現在、全機にウイルス対策を施すのは開発会社としての企業責任だと考えています」と寺尾氏は力強く言います。
安全なIT環境を実現できる「Systemwalker Desktop Patrol」の機能に、同社はSIerとしても注目。同社のさまざまなSI案件に、「Systemwalker Desktop Patrol」も組み込んで提案していくことにしています。キヤノンシステムソリューションズは今後、業務改革ノウハウやワークフロー構築まで含めて、ユーザ企業だからこそできる「底の深いソリューション提供」をお客さまに向けて積極的に提供していく方針です。
【キヤノンシステムソリューションズ株式会社様 会社概要】
| 本社 | 東京都港区三田3-11-34 センチュリー三田ビル |
|---|---|
| 創業 | 1982(昭和57)年7月1日 |
| 資本金 | 36億1,700万円(キヤノン販売株式会社100%出資) |
| 売上高 | 282億円 |
| 従業員数 | 1,120名 |
| 事業概要 | SIおよびコンサルテーション、各種ソフトの開発販売を行う開発会社。 2000年10月、住友金属システム開発、住友金属情報システム、住金制御エンジニアリング、住金ソフトウェアファクトリーの4社が合併して、設立されたSI会社。2003年1月、株主が住友金属工業からキヤノン販売に移行したことから現社名に変更。 |
| ホームページ | キヤノンシステムソリューションズ株式会社ホームページ |
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